反省会08
それでは先日の対局を振り返ろうと思います。
▲７六歩 △３四歩 ▲６六歩 △３三角 ▲５六歩 △２二飛
▲５八飛 △４二銀 ▲６八銀 △４四歩 ▲５七銀 △４三銀
▲７七角 △５二金左 ▲７八金 △６四歩 ▲３八銀 △６三金
▲６九玉 △６二玉 ▲５九飛 △７二銀 ▲４六歩 △７一玉
▲５八金 △２四歩 ▲７九玉 △２五歩 ▲８八玉 △３五歩
▲４八銀 △２六歩 ▲同歩 △３六歩（第１図）
第１図
相振り飛車の出だしから△３三角に構えましたが、▲５六飛と中飛車で来ました。
とりあえず中盤に駒を集めて中央突破できないように駒組みできたのは良し。
さて、この局面。普通に△２六飛▲２七歩△２二飛で良かったですね。
先手は中飛車ながら左側に玉を囲っているので、浮き飛車に構えて受ける必要性が低かったのと、中盤以降５筋に飛車を振る方法を考える場面もありました。
（１図以下の指し手）
▲３九飛 △２六飛
▲２七歩打 △２四飛 ▲３六歩 △２八歩打 ▲３七桂 △７四歩
▲６七金右 △７三桂 ▲５九角 △８二玉 ▲５七銀 △５四歩
▲３五歩 △８四歩 ▲６八銀 △９四歩 ▲７七銀 △９五歩
▲１六歩 △４五歩 ▲４九飛 △６五歩 ▲４五歩 △６六歩
▲同銀 △６五歩打 ▲７七銀 △８五桂 ▲４四歩 △７七桂成
▲同金寄 △４四角 ▲４五歩打 △３三角 ▲２五桂打 △２二角
▲３四歩 △６六銀打 ▲３三歩成 △同角（第２図）
第２図
そして問題のこの局面。
指した瞬間に小さく悲鳴をあげてしまいました。はい、桂馬の利きを失念していました。
△同桂▲６八角△３四飛でまだまだ互角の勝負だったでしょうか。
（第２図以下の指し手）
▲同桂成 △同桂
▲２一角打 △７七銀成 ▲同金 △８五桂打 ▲７八金 △７七金打
▲同桂 △同桂成 ▲同金 △８五桂打 ▲７八金 △２一飛
▲４四歩 △６六角打 ▲７七桂打 △４八歩打 ▲同角 △４四銀
▲６六角 △同歩 ▲４四飛 △７七桂成 ▲同金 △８五桂打
▲７八金 △７七角打（第３図）
第３図
悪手は悪手を呼ぶと行った様相でお互いにチャンスを活かせない状態が続いてこの局面。
この１手から確実に悪くなっていきました。
換えて、
△６七歩成 ▲同金 △６六歩打 ▲６八金 △３五角打 ▲４六角打
△同角 ▲同飛 △３五角打 ▲９四桂打 △８三玉 ▲８二角打
△４六角 ▲同角成 △９四玉 ▲９一馬 △４八飛打（A図）
で、まだ楽しみのある局面だったかもしれませんね。
A図
（第３図以下の指し手）
▲同金 △同桂成 ▲同玉 △６七金打
▲８八玉 △２五飛 ▲同桂 △同桂 ▲７九銀打 △８五桂打
▲８九桂打 △５七金 ▲６八歩打 △３七歩打 ▲４九銀 △６七歩成
▲同歩 △６八歩打 ▲５九金打 △６七金 ▲６八金 △同金
▲同銀 △６六歩打 ▲７八金打 △６七金打 ▲同銀 △同歩成
▲同金 △９六歩 ▲同歩 △２九歩成 ▲８六歩 △９六香
▲９七歩打 △６六歩打 ▲同金 △７七銀打 ▲同桂 △９七香成
▲同香 △同桂成 ▲同玉 △９一香打 ▲８七玉 △９六歩打
▲９八歩打 △３九と ▲５八銀 △３八歩成 ▲６七銀 △４九と寄
▲４一飛成 △４八と寄 ▲６五香打 △５九と寄 ▲６三香成
もうどうしようもない局面になってしまい、投了しました。
序盤は上手く指せていた分、中盤で悪手を指さない力を鍛えていかないといけませんね。
