【個人の感想です】初段になるために効果的だったこと03_戦法の勉強
■戦法
手持ちのカードを増やそうと戦法を増やそうと考えたこともありますが、正直新しい戦法勉強してある程度戦えるまで鍛えるより、今の時点で得意な戦法を研ぎ澄ませたほうが実力の向上になったと思います。
これは、
・経験が溜まるので類型に対応できるようになる
・勉強を集中できるので深化できる
ということなんだと思います。
そして
・そもそも振り飛車は、相手の指し手は関係なく好きな筋に飛車を振れる!
訳ですので。なら得意戦法・好きな戦法をどんどん指すのがきっと良いのではないでしょうか?
私は初段に上る直前の頃は下記のような条件で戦っていました。
・先手番のとき:角交換四間飛車
→後手が角道を止めた、開けないときはノーマル四間飛車に移行。
→後手が飛車を振った場合、相振り飛車で戦う。
・後手番のとき:ノーマル四間飛車
→先手が飛車を振った場合、相振り飛車で戦う。
つまり、角交換四間飛車、ノーマル四間飛車、相振り飛車だけで戦っていました。
でも、各戦法の変化は多岐に渡ります(特に相振り飛車は定跡がほぼ未整備)。
勉強する戦法を絞って、きちんと変化や考え方・対応方法を修めていく方が、付け焼き刃の戦術を覚えるより棋力向上には繋がったと思います。